■ Pocoの歴代メンバー



Charlie Harrison チャーリー・ハリスン Charlie Harrison

 1953年4月8日イギリス、スタッフォードシャイアのTamworth出身。Mindbendersというバンド(後10CCのメンバーであるEric Stewartが在籍)で、ミュージックキャリアをスタート。Judas Jumpというバンドを経て、Coast Road DriveというバンドでドラマーのSteve Chapmanと知り合い、それ以降長期間にわたり一緒に活動することになる。

アメリカに渡った後、Roger McGuinn に呼ばれサンダーバードプロジェクトに参加。それがアメリカのミュージシャンの間で活動していくきっかけになる。

Pocoには、Timothy Shumitがイーグルス加入のため抜けたあと、1978年よりSteve Chapmanとともに参加。1983年に離れるまで、計6枚のアルバムを残すことになり、その中には、Crazy Love, Heart of the Nightといったヒット曲もある。

そう考えると、Pocoの歴史の中でサポート的な位置づけを抜けられないのは残念と言わざるをえないかもしれない。おそらくRandy MeisnerやTimothy Shumitという、ビッグネームの影に隠れてしまった、ということなのであろう。

Pocoを離れた後はセッションプレーヤーとして、Rod Stewart, Richard Marx,Al Stewart, Leo Sayer, Spencer Daviesなどと活動している。


Steve Chapman スティーブ・チャップマン Steve Chapman

 1949年11月14日イギリス、ロンドン生まれ。渡米前にCoast Road Driveというバンドで一緒に活動した、ベーシストCharlie Harrisonとともに渡米し、その後1978年に、Charlie Harrisonと一緒にドラマーとしてPocoに加入。1985年に、Goerge Granthamがカムバックするまで在籍し、6枚のアルバムを残す。86年に再度、Goerge Granthamの代わりとして、Pocoに復帰。通算10年くらい在籍することになるが、結果的にPocoのツアーのためのセッションミュージシャン、という位置づけから抜けられないのは否めない。

Poco脱退後、自身のマネージメントカンパニーを設立、Al Stewartなどのマネージメントを手がけることになる。

Charlie Harrisonと、Steve Chapmanという2人のイギリス人が「American Country Rock」バンドである Poco に新鮮な影響を与えることを狙っての製作サイドの意向がCotton-Youngサイドとうまく噛み合わなかったと言えると思うが、思ったよりも長く続いたこと、結果的にLegacyでオリジナルメンバーが再会することに繋がったことを振り返ると、これも長い歴史の重要なヒトコマであったと考えることができる。


Kim Bullard キム・バラード Kim Bullard

 1955年5月6日 ジョージア州 アトランタ生まれ(若い!!)

Pocoの正式メンバーとしてクレジットされている唯一のキーボーディスト。1980年にPocoに参加、それ以前は、Chopperというバンドに在籍し、Crosby, Stills and Nashのツアー等に参加していた。 Under the Gunから、Inamorataまで5枚のアルバムに参加。2004年には、娘のKaty Rose(17歳)のアルバム"Because I Can"をプロデュース。

Katy Rose は、プロモーションのために来日、また、日本語の公式サイトまで存在しプロフィールのところには、父親が元Pocoのメンバーであることが記載されているが、親の七光り、という具合にはなっていない様子。


Richard Neville リチャード・ネヴィル Richard Neville

 1952年12月1日オクラホマ州の、”お鍋の取っ手”(Panhandle)のあたり、テキサス州との境で生まれる。15歳のときにデンバー・コロラドで、Buffalo Springfieldのオープニングで出演していたRusty Youngと初めて出会うことになる(このときの記録は、Buffalo の資料にあり、1967年6月8日Hal Baby's Aurora, CO with Boenzee Cryqueとなっている)。

主にオクラホマシティー、タルサ、テキサスあたりで、スタジオ、セッションベーシストとしてDebbie Cambell, Vince Gill, Tanya Tucker等をサポート。Pocoには、Legacy後の1992年から2000年まで、Jack Sundrud が復帰するまで在籍し、ライブに同行する。

1998年には、Cherry Street RecordよりソロアルバムPromise Landをリリースしている。公式サイトはこちら


Tim Smith ティム・スミス Tim Smith

 1955年4月17日マサチューセッツ州イーストロングミュドゥ生まれ。父親がカントリーミュージックファンだったにも関わらず、ジャズやクラシックミュージックを聴いて育つ。その後、あらゆるカテゴリーの音楽に精通するようになり、主にボストンエリアでサポートドラマーとして活躍する。実は、ドラムよりもスティールギターという楽器に特別の思い入れがあったようで、Rusty Youngを世界一のスティールプレイヤーということで尊敬していたらしい。

Pocoには、1992年から98年まで足掛け6年、ライブに同行。その間、Four Wheel Driveのライブにも出演している。

その後は、Jars of Clay、Full Accessといった、ゴスペル音楽を演奏するバンドのアルバムに参加したり、ドラムを教えたりしているらしい。Jars of Clayは、グラミー賞にノミネートされるなど、オルタナティヴ・クリスチャン・コンテンポラリー・ミュージックの中心的なバンドのようだが、Tim Smithはここの正式メンバーでは無い様子である。


Al Garth アル・ガース Al Garth

  本名、Lester "Al" Garth。業界で不可欠のマルチサポートプレーヤー。
主な担当楽器は、バリトンサックス、アルトサックス、クラリネット、リコーダー、フルート、バイオリン、パーカッション、キーボード。

  バンドのメンバーとしてクレジットされていたのは、
Loggins & Messina : 1971〜1976 
Poco : 1976
The Dirt Band : 1977〜1981、などなど。

  Pocoでは、1976年にツアーに同行していたのみならず、アルバム "Seven", "Head over Heels", "Rose of Cimarron" に参加している。

  ツアーのサポート、スタジオでのセッション参加は数知れず。2004年のEagles の来日公演で、渋いながらも、輝くばかりの演奏を見せてくれたのは、記憶に新しい。



(Ojai_girl)



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