■ Pocoのディスコグラフィー



■ Inamorata (1984)

Inamorata

01. Days Gone By (Cotton) 03:48
02. This Old Flame (Neilson) 02:58
03. Daylight (Young) 03:50
04. Odd Man Out (Cotton) 03:04
05. How Many Moons (Cotton) 04:28
06. When You Love Somebody (Young) 04:00
07. Brenda X (Cotton) 03:38
08. Standing in the Fire (Cotton) 03:46
09. Save a Corner of Your Heart (Young) 03:38
10. The Storm (Young) 04:28

■ アルバムレヴュー

 Pocoというバンドは、Rusty YoungとPaul Cottonの二人がいれば何とか成立するんだろうと漠然と思いはじめたのは、"Legacy"以降噂を聞かなくなったのを、自分でパソコンを使い始めてネットの中で、どうも上記の二人とプラス・アルファで活動をしているらしいと教えてもらった時からだった。
 つい最近、1978年の" Legend"を実はCotton Young Band名義で出そうとしたが、セールス上の問題でPocoで出したという話を聞いた時もそんなに違和感はなかった。そういう意味ではこのアルバム"Inamotata"は二人のユニットとしてのPocoの色合いが一番強いかもしれない。
 "Legend "からのメンバーCharlie Harrisonの名前は無く、Steve Chapman、Kim Bullardはメンバーとしてクレジットされているが、別にドラムとキーボードが二人づつクレジットされている(プロデュースもRusty Young & Paul Cottonになっている)。音に関しては、前作"Ghost Town"と比較してもキーボードの音が随所に前面に出ており、タイトでエフェクトのかかったドラムの音と相まって、カントリーロックの面影を薄くしている。
 「BRENDA X」「STANDING IN THE FIRE」「SAVE A CONER OF YOUR HEART」などの曲はあの時代としか形容しようのない曲なのかもしれない。そして、このアルバムで触れないわけにいかないのは「THIS OLD FLAME」 このアルバム唯一のCotton、 Young以外の書いた曲にRICHE FURAY、TIM SCHMIT、GEORGE GRANTHAMがボーカルとして参加している。実際この曲だけを聴きたくて、発表当時このアルバムを買った人も沢山いるだろう。実際それだけの価値があると思う。
 "Inamotata"は今では前作"Ghost Town"とカップリングされた形で発売されている。そしてこの2枚は、Pocoというカントリーロックの創世記を担ったバンドが作ったアルバムでなければ、いろいろな意味で評価が高まっていたのではないかと思わせるアルバムである。
(Orange County)



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