■ Pocoのディスコグラフィー



■ SEVEN (1974)

SEVEN

01. Drivin' Wheel (Cotton) 06:10
02. Rocky Mountain Breakdown (Young) 02:16
03. Just Call My Name (Schmit / Schmit) 05:12
04. Skatin' (Schmit) 04:42
05. Faith in the Families (Cotton) 03:43
06. Krikkit's Song (Passing Through) (Schmit) 03:33
07. Angel (Cotton) 04:55
08. You've Got Your Reasons (Cotton) 05:14

■ アルバムレヴュー

  Richie Furayが抜け4人となったPocoの第一弾アルバム。1974年2月にリリースされたが、私はこの頃Pocoなんて知らなかった。このアルバムを入手したのは、Pocoに魅了されて過去のアルバムを買いあさっていた1976年頃だったと思う。内容、メンバーなんてどうでもよかった。ただ7枚目のアルバムをゲットし、レコードラックの中のPocoのレコードが増えるだけで満足だった。
  グリーンのべた地にシンプルにPOCOとHorse Shoe(馬蹄)のロゴが描かれたアルバムジャケットは私の一番のお気に入りである。裏ジャケや中ジャケに四人のメンバーの写真が掲載されているが、皆若い。Timothyだけ未だにロン毛をかろうじて維持しているが、残りの三人は皆、髪の毛が薄くなった。特にRustyは髪の毛がなくなってしまった。
  さて、アルバムのレヴューであるが、このアルバムに収録された8曲は、はっきり言ってPocoのレパートリーの中ではマイナーな曲ばかりであるが、「Richie抜きでも4人でやれるんだ!」と言った健在ぶりを示したアルバムであると思う。プロデューサーは”A Good Feelin’ To Know”、”Crazy Eyes”同様、Jack Richardsonが担当している。
  Richieの抜けた部分をPaulが4曲、Timothyが3曲、Rustyが1曲、曲を提供している。リードボーカルとバリトンパートをPaulとTimothyがお互いに分け合い、Georgeがテナーパートを受け持つと言うFab Fourのハーモニーパターンが形成されている。特に、このアルバムではGeorgeの声が随所に聞こえるのが嬉しい。
  一曲目はPaul作のご機嫌なカントリーロックナンバー「Drivin’ Wheel」。高音域のハーモニーとPaulのギターソロがカッコイイ。
  二曲目はRusty作の1stアルバムの頃を彷彿させるブルーグラスナンバー「Rocky Mountain Breakdown」。Jim Messinaがマンドリン、Al Garthがフィドルで参加している。Rustyの独演場といった感じで、バンジョー、ドブロ、スティールを弾きまくっている。
  三曲目はTimothy作の「Just Call My Name」。Timothyが頑張ってRockしている曲である。エンディングのリフでは中央にTimothy、左にGeorge、右にPaulの声が振り分けられており面白い。
  四曲目はTimothy作の「Skatin’」。エッジの利いたロックンロールナンバーである。「Eaglesでもこんなノリのある曲歌ってよ。」とTimothyに言いたい。間奏に入るところのオルガンの使い方はStephen Stillsのパクリ?
  レコードではB面に当たる五曲目はPaul作の「Faith In The Families」。「Paulがこんな曲を作るの?」って感じた異色作である。Paulのファルセットの歌いだしはちょっと気持ち悪いが、Timothyが絶妙のコーラスをつけている。聞けば聞くほど味のある曲である。
  六曲目はTimothy作の「Krikkit’s Song (Passing Through)」。Timothy節健在と言ったバラード曲である。
  七曲目はPaul作の「Angel」。こちらはPaul節健在と言ったR&Bナンバーで、Rustyのドブロがカッコイイ。
  八曲目はPaul作の「You’ve Got Your Reason」。アルバムの最後を飾るにふさわしいオーケストレーションを加えた壮大な曲である。

(Richie Furay Fan)



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