■ Pocoのディスコグラフィー



■ Pickin' up the Pieces (1969)

Pickin' up the Pieces

01. Foreword (R. Furay) 00:48
02. What a Day (R. Furay) 02:28
03. Nobody's Fool (R. Furay) 03:26
04. Calico Lady (R. Furay / J. Messina) 03:03
05. First Love (R. Furay) 03:08
06. Make Me a Smile (R. Furay / J. Messina) 03:18
07. Short Changed (R. Furay) 03:17
08. Pickin' up the Pieces (R. Furay) 03:20
09. Grand Junction (R. Young) 02:58
10. Oh Yeah (R. Furay / J. Messina) 04:06
11. Just in Case It Happens, Yes Indeed (R. Furay) 02:45
12. Tomorrow (R. Furay) 03:11
13. Consequently, So Long (R. Furay / S. Goodwin) 03:50

以下CDのみのボーナストラック
14. Do You Feel It Too (R. Furay) 03:05

■ アルバムレヴュー


邦題 『カントリー・ロックの貴公子、ポコ誕生!』

まさしくポコ誕生、って、この邦題、いつついたの??と思わざるをえない、もう35年も前に話しです。参加メンバーは、
Jim Messina : Guitar, Vocal, Chorus
Richie Furay : Guitar, Vocal, Chorus
以上の2人が、Buffalo Spring Fieldから流れてきた、バンドfoundationのメンバー。
Rusty Young : Steel Guitar, Chorus
Rustyは、Buffalo Spring Field のラストアルバムに、スティールで参加しそのままPocoへ。
George Grantham : Drums, Vocal, Chorus
Randy Meisner : Bass, Chorus
GeorgeとRandyは、オーディションで決まりました。しかし、Randyはレコーディング中に、事情により脱退を表明してしまい、アルバムには、バンドメンバーではなく、サポートメンバーとしてクレジットされております。
  さすがに、ここまで古い話になると、リアルタイム、というわけにはいかず、気が付いたときには「入手困難なファースト」ということで、もう、幻化していたアルバムでした。だから、タワーレコードで、ピカピカのLPを見つけたときは、もう、すっごくうれしくて、飛びついたのを覚えていますが、それでも20年くらい前の話だったと。
  このアルバム、何が好きか、って、なにより好きなのは「ジャケット」です。
絶対にLPで、持っていたい、一品。ウエスタンスタイルの4人のメンバーのイラスト(もともと存在したRandyの絵が、犬に取って代わったというのはまことしやかにささやかれている話ですが、真偽のほどは??)の表ジャケ、見開き中ジャケ、左サイドには、1曲目Forword の詞とタイトル曲のPickin' Up the Pieces の歌詞、それから、夕陽を前に談笑する4人のカーボーイのイラスト(バンドのメンバーではないですね)右サイドには、メンバーひとりひとりの写真とプロフィールの紹介。これがまた、なんとも、ノスタルジックな色あいで、当時は、当時のアイドルバンドを目指していたの、お兄さん、って思わず。裏ジャケ、表とは違った4人のイラストと、ジュークボックスから音楽が聞こえてくる、という絵。
  やっぱり貴公子、というよりは、野外で、牧場かどこかで、のんびりのどかな風景の中で、カラっと乾いたロックを、みんなでコーラスあわせて、っていうノリ。ちょっと前まで、暗い地下のライブハウスで、マリファナ吸って、ドロドロしてたんじゃなかったっけ。Buffalo 時代の写真と、RichieとJimの写真の笑顔がぜんぜん違う、って私は、思っています。
  Kathy Johnsonという詩人の詩にRichieが曲をつけてPocoそのもののオープニングにふさわしい すがすがしい自然の情景を歌った 「Forward」からスタートします。
  聴き所としては、George Granthamのボーカル。 Calico Lady, First Love, Short Changed,Pickin' up the Piecesの4曲で、リードボーカルとしてクレジットされており、特に、Pickin' up the piecesでは、「Sung by Richie and "Denver George"」 と紹介されているくらい、Richie とわけあっていて、Rusty よりも歌っているという事実は、今では信じられないくらいです。
  次に、Richie と、Randyのコーラスが、Make me Smile等で、聞こえます。声質が似ているからか、ベストマッチだと思います。
  ボーナストラックとしてCDにのみ収録されている Do You Feel It Tooは、このアルバム中最高のコーラスが聴けます。 13曲目、Consequently, So Longで、"Good bye, so long......... 長い時間かけて来たのに、君は行ってしまった...a long time comin' , But now you're gone"終わるあとの、ハッピィな選曲はかなりイカしてます。
  "We had a vision of that kind of sound we wanted. What we wanted to do In Poco had more of a visionary goal-setting direction than the Springfield did. We wanted to be a part of that element that crossed country music and rock'n roll" by Richie,
  「僕たち(RichieとJim)は、Pocoというバンドで、明確になにをやりたいかのビジョンを持っていたんだ。ゴールははっきりしていて、スプリングフィールドよりも上に行きたい、ってことだったんだ。カントリーとロックンロールの両方をクロスした音楽をやりたかった、ってわけ」by Richie("For What it's Worth" by Richie Furay)

(Ojai_girl)



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